前回のブログでも触れましたが、文法を勉強するより単語量を増やすことが英語上達の近道です。

あなたも私も学校の英語の授業や試験では文法をたくさん学んだと思います。でも、いざ英語で話したり話を聞いたりするときには、語彙力で違いが出てきます。なぜなら、会話のような瞬発的なコミュニケーションでは言葉を知っているかどうかで理解度が変わってくるからです。

これどう意味だっけ?とか、これって英語にすると何て言うんだろう?と思うたびに言葉がつっかえてしまう。単語量が増えるとそういう場面が減ってきます。

そして、言葉がわかれば、たとえ文法が正しくなくとも意思疎通ができます。それが自信になってさらに英語が上達するというワケです。

また、文を読む上でも、知っている英単語が多ければパッと見ただけでなんとなく意味がわかってきます。そうすると英語の文章を読むストレスも少なくなっていきます。

ということで、小難しい文法を学ぶよりも先に知っている英単語の量を増やしていきましょう!今回はおすすめの5つの方法をご紹介します。

  1. シンプル!TOEFL英単語3800を丸暗記する
  2. 懐かしい!単語帳を活用
  3. リーディングしながら単語量アップ!
  4. 気になった英単語は即ググる!
  5. 声に出そう!英単語を口で覚える
  6. 結論

シンプル!TOEFL英単語3800を丸暗記する

前回のブログでおすすめしたTOEFL英単語3800という名書を使って丸暗記していきます。この方法は難しいことを考えずひたすら覚えていく作業なのでシンプルという利点があります。一方で暗記が苦痛という人はここで紹介する別の方法も試してみてください。

英単語の本は色々ありますし、TOEFL英単語3800にこだわる必要はありません。私の場合、MBA留学のためにTOEFLを受験する必要があったのでこちらを選びました。内容はやや学術的な単語が多いため、日常会話の英単語を覚える場合にはそちらに適した本を選びましょう。

海外人材を目指す場合、TOEICのスコアよりもTOEFLのスコアが必要です。その観点で、TOEFL英単語3800を使って暗記する方が効率的です。また、これは別のブログでお話ししたいと思いますが、TOEFLの勉強は英語の総合力を高めるのにも効果があります。英語力全般の向上という点でもTOEFLの勉強をすることはおすすめです。

懐かしい!単語帳を活用

単語帳を使って覚えたい単語を集中的に覚える方法です。持ち運びが簡単ですし、スキマ時間にさっと勉強できます。

単語帳を作るのに一手間かかりますが、作る作業自体が暗記に役立ちます。何度も何度も、口に出して暗記していきましょう。

関係のない話ですが、昔会社の後輩が上司の顔と名前を覚えるために単語帳を使っていたのを思い出しました笑 色々な使い方がありますね。

リーディングしながら単語量アップ!

英語のニュースの記事や興味のある分野の情報などを英語で読んでいくことを習慣化します。

例えば、あなたの仕事でも役立つようなものを読みたいとしましょう。その場合は、世界経済や政治に関して情報をキャッチできるThe Economist(https://www.economist.com/)やBBC(https://www.bbc.com/news/world)などは定番のニュースサイトです。

この方法が良いのは、知らない単語が出てきた時に検索機能ですぐに意味が調べられることです。

例えばMacのノートPCを使っている方はトラックパッドを3本指でタップするとすぐに辞書機能で単語の意味を調べることができます。

この機能を初めて知った時は感動でした!

学生時代に英和辞典を使って調べていたのが遠い昔のことみたいですね。

気になった英単語は即ググる!

英語の文章を読んでいてわからない単語が出てきたり、会話の中で知らない言葉と出会ったとき、さっとインターネットで調べるのも単語量を増やす良い方法です。

文の中でわからない単語があっても気にせずに読み進めるというのも良いと思います。ただ、私はわからない単語をそのままにしておくのも気になるので、その場でさっと調べてしまうこともあります。

また、ビジネス英語やニュース記事であれば大体理解できるのですが、海外ドラマやコメディなどの日常会話だと聞きなれない言葉が多く出てきます。そういう時はその場でパッと調べて、意味がわかると気持ちがいいものです。

この方法は、体系立った覚え方ではないので一気に語彙力を増やすには向いてません。他の方法と併せて補助的に実践すると良いでしょう。

声に出そう!英単語を口で覚える

こちらは覚え方の話です。目で見るだけだとなかなか単語を覚えるのも難しいと思います。そんな時、実際に声に出して言ってみるのが有効です。

私は単語を覚えるため、10回は口に出して暗唱するというマイルールを作っていました。発音も意識してできるとスピーキングの練習にもなります。通勤中や外にいる時などはぶつぶつとつぶやいて覚えていました。

側から見ると変なやつですね笑

しかし、いつでもどこでも気がついたら練習する、ということができると一気に英語力が伸びて行きます。

結論:英単語を覚えるのが上達の近道

単語量を増やすことが英語力を上げるのに近道の方法です。難しい文法を勉強するよりも、まずは単語量を増やしていきましょう。

単語量を増やすと

  • 見たこと、聞いたことのある言葉が増える
  • 英語の読み聞きが楽になってくる
  • 英語を話す時に言葉が浮かんで来やすくなる

といったメリットがあります。それを体感できてくると英語を学びやすくなります。この好循環ができれば英語の上達スピードは一気に高まります。

そして、あるポイントを超えると自然と英単語が思い浮かんでくる時がきます。その時の感動をぜひ味わってほしいです。

英語は一生かけて学び続けることができます。ぜひあなたに合った方法を見つけて、英単語を増やしていってくださいね。

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