
あなたは英語で文を書くとき、何に気をつけていますか?
今回は英語で文を書くために大切な3つのポイントをご紹介します。
これらは仕事や学校でのレポート含め、文章を書くとき全てに共通することです。むしろ、英語に限った話でもありません。
文章を書くことはあなたが海外人材として活躍するためにとても大切なスキルです。あなたの文章力アップの役に立つように、今回のブログをお送りします。
過去のブログもぜひ参考にして下さい。
はじめに
今回のブログは私がMBA留学の時に学んだことを基に書いています。留学した時、元New York Times編集者のGlenn Kramon氏が教える文章力の授業を受けました。
その時に学んだことは今でも文章を書くときに大切にしています。短く、わかりやすく、そして読み手の興味を引く文章を書く。それができればあなたにとって本当に強力な武器になります。
なぜなら、あなたの仕事のアウトプットはほとんどが文章だからです。
この旅に終わりはありません。
大切なポイントを学んだら、それを念頭に実践を繰り返しましょう。そうすれば、あなたの英語で文を書く力は必ず伸びます。
英語で文を書く相手は誰かを考える

Know your audience.
まずはこれを覚えて下さい。あなたが英語で文を書く相手は誰でしょうか。
英語で文章を書くということに捉われると、この一番大切なポイントを忘れがちです。一番大切なのは、もちろん文を書く相手のことです。英語の文法や単語などではありません。
まず内容を考えるにあたって、あなたの文を読む相手を考えましょう。
その相手は何が知りたいでしょうか。
その相手にとって、何があなたの文章を読むメリットでしょうか。
あなたの文章を読む観衆は誰か。それを一つの文で表現できるまで、考えてみて下さい。
ミニスカート・ルール

重要なポイントをカバーするのに十分で、読み手が飽きない分量を心がけて下さい。
それをミニスカート・ルールと呼びます。長すぎず、短すぎない絶妙なバランスを目指しましょう。
まずは箇条書きで要点を書き出すのが効果的です。文章を書く前に何がポイントかをはっきりさせます。
また、友達に話すように文章を考えて書くのも良いです。なぜなら、人に話そうとすれば自然と余計な部分が削ぎ落とされるからです。あなたが書いた文章を一度声に出して読んでみて下さい。そうすると、不必要な言葉、わかりにくい言葉に気づくことができます。
スマホで文章を書いてみるのも良いでしょう。小さい画面でたくさんの文字を打つのは楽ではありません。そうすると自然と少ない言葉で表現しようと思うはずです。
簡潔な文の大切さについて述べたコメントをご紹介します。
- The more you say, the less people remember. The fewer the words, the greater the profit.
- If I had more time, I would have written a shorter letter.
- It is my ambition to say in ten sentences what others say in a whole book.
シンプルで短い言葉を使おう

ビジネス英語を学んでいると、それっぽい表現を使いたくなります。
例えば、”assist”です。Helpと言えば良いのにわざわざassistと書いていませんか?”Facilitate”も同じです。どちらもHelpと同じ意味です。
他にも:
UtilizeではなくUseと書くこと
CommenceではなくStartと書くこと
などがあります。いずれも後者の方がわかりやすくシンプルです。
このような表現はBusiness jargonと呼ばれています。一見スマートそうなのですが、単に文字数が多くわかりにくいだけです。もっとシンプルで誰もが知っている単語を使うのが正解です。
このようにわかりにくい表現をシンプルなものに置き換えるためのリストがあります。アメリカ政府の公式サイトです。アメリカでは政府がシンプルな表現を使うことを推奨しているのです。
ぜひこちらも参考にしてみて下さい。
結論
英語で文を書くときは3つのポイントを覚えておいて下さい。
- あなたの文の読み手が誰かを考えること
- ミニスカート・ルール:長すぎず、短すぎず
- シンプルで簡潔な表現を使うこと
これらは、日本語で文章を書く時にも共通です。
あなたの読み手にとってわかりやすく、興味を引く文章を書く。それがあなたが文を書く時のゴールです。
ぜひ今回のブログを参考に、あなたの英語のライティング力を磨いで下さい。
[…] 英語で文を書こう!大切なポイント3つ […]
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