あなたは新社会人としてどう成長するか指針を持てていますか?

ただタスクをこなすだけでは大きな成長は望めません。今回は新社会人のあなたに、成長に大切なポイント第3弾をご紹介します!

前2回のブログもぜひ参考にしてください。

仕事の8割はムダ。大切な2割のために時間を作る

今回も佐々木常夫氏からのアドバイスをご紹介します。

それは、仕事の8割は無駄。時間をかけずにさっさと片付ける意識を持つ。ということです。

あなたはパレートの法則を知っていますか。物事のあらゆるものは2:8の比率で分けられるというものです。

あなたは仕事の8割のがムダ、と聞いてどう思いますか?

そんなことはないと思うかもしれません。確かに、看護や飲食といった職種には当てはまりません。しかし、これはデスクワークについての話です。

私は実際に8割方の業務は大勢に影響のない仕事と実感しています。なぜなら、仕事は増やそうと思えば無限に増やせるからです。ただ、それらは収益に関係のないものが大半です。

多くの会議や資料作りが、課題解決や収益に直結するものではありません。それらは放っておくと際限なく増えていきます。

組織で動くということは簡単ではありません。大企業となれば尚更です。組織で働く上で、それは致し方ないことなのです。

無駄を減らすことは大切です。しかし、それは簡単ではありません。

従って、無駄な仕事をどれだけ効率良く終わらせるか。まずそれに全力を使ってください。

脱・完璧主義

全ての仕事に完璧を求めないことです。そもそも、完璧なものなど存在しません。

特に、8割の無駄な仕事に関しては粗くても良いのでスピードを大切にしてください。

はじめからその加減を掴むことは難しいです。しかし、その意識を持つと持たないとでは大きく違います。

ぜひそれを念頭に仕事に臨んでください。

プアなイノベーションより優れたイミテーション

これも佐々木氏の言葉です。何か資料作りなどを頼まれた時、すぐにPCで作業を始めてはいけません。

まず、前にも似たような事例がなかったかを調べます。そして、過去の資料があればそれを活用すれば良いのです。

わざわざ新しい資料をあなたが始めから作る必要はありません。苦労して作ったとしても、無駄に終わる可能性が高いです。

そして、あなたの資料が過去のものからの引用かどうかなど、誰も気にしません。あなたの評価にも一切関係ありません。

全ての仕事は課題を解決するためにあるものです。その課題解決の対価を売り上げとして得ます。

そして、その過程は効率的であればある程良いのです。その分、時間、人件費、といったコストが少なく済むからです。

あなたの仕事は可能な限り効率的に課題を解決に導くことです。その目的を達成することにあなたの全力を使ってください。

過程はあなたにとって大切なもの。周囲にとって大切なのは結果

仕事の過程で学ぶことは多くあります。従って、一見無駄だとしてもあなたにとって大切なプロセスとなることがあります。

しかし、周囲にとっては違います。あなたの仕事は結果でしか判断されません。長時間かけて一生懸命資料を作っても、それ自体が評価されることはありません。

あなたが評価されるのは、その資料が課題解決の役に立った時です。

過程はあなたにとって大切なもの。そして、周囲にとっては結果が大切なものです。また、評価されることはあなたにとっても大切でしょう。

評価されることであなたの待遇は良くなり、次のキャリアに繋がります。また、周囲から承認されるということがあなたの欲求を満たす面もあります。

これを念頭に、仕事に臨んでください。仕事の過程はあなたの成長、やりがいにおいて大切です。そして、周囲に仕事で報いるならば結果を求めてください。

結論

仕事において本当に重要なものは全体の2割です。残りは無駄な仕事と割り切って、最大限効率的に片付けてください。そのために全力を使ってください。

そして、一から全てを作る必要はありません。どんどん先人達の事例を真似してください。真似を繰り返した先に、意味のあるイノベーションが生まれます。

下手に新しいものを作るのではなく、既にあるものをより良いものにする。その意識で仕事に臨んでください。

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